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cocoleca magazine

ワークショップレポート 味噌と豆腐をつくってみよう

スタッフブログ
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マルマメン工房さんと味噌作り

2015年12月5日。出産祝いのココレカ2階のカフェスペースで味噌と豆腐を作るワークショップを行いました。

男性、女性、大人、子ども。

味噌作りが初めての人も、普段から自分で味噌を作っている人もみんな一緒に楽しんだ味噌作り。
その様子をまとめました。

麦麹(こうじ)

まずは、マルマメン工房の増田さんが あらかじめ仕込んで来てくださった麦麹の「香り」「あたたかさ」「色」を、五感を総動員して感じます。

「パン屋さんのにおいみたい!」

「お酒みたい」

「あったかい!」

「きれい!」

増田さん「いまは菌が活動しているので、温かいですがこれをほぐして塩を混ぜると、菌の活動が緩やかになって少し温度が下がりますよ」

「へ〜! おもしろい!」

「すごい!」

「え?菌? これってバイキンなの?」 (笑い)

「不思議!!」

はじめて触った麹(こうじ)は、じ〜んと温かく、触れているだけで心が落ち着く不思議な感触でした。

さぁ、大豆を茹でましょう。

前日の夜に、増田さんがあらかじめ水に浸しておいてくださったマルマメン工房さんの有機大豆!

「大豆ってこんなにきれいなの?!」

「かわいい!」

「愛おしいね〜」

その間に、豆腐まで作っちゃいましょう!

今日は、盛りだくさん!
お味噌だけでなく、豆腐まで作っちゃいます。

まずは、大豆をミキサーで砕きます。
子ども達も真剣な表情。

鍋底が焦げないように、木べらでずっとかき混ぜます。
これが、なかなか根気のいる作業!

「焦げると、豆腐が苦くなっちゃいますから、気をつけて〜!」

もしかして、これって湯葉ですか?

「そうそう、湯葉(ゆば)です!」

「ちょっと味見しちゃおうか」

「え! おいしい!! こんなに甘いの?!」

「もっと食べたい!」

さぁさぁ、大豆が煮えたよ!

お味噌用の大豆が煮えました!
さぁ、みんなで潰しましょう。
おいしいからちょっとだけつまみ食いしちゃってもOKですよ。

「おいしい〜!」

「あまぁ〜い!」

「けっこう力がいるね」

「粒って残っててもいいの?」

豆腐もそろそろだ。

こっちもそろそろだよ。

これを絞って、「豆乳」と「おから」に分けましょう。

もっともっと! 力を入れて!

豆乳。飲んでもいいよ〜!

「おいしい! 初めて飲む豆乳がこれだったら、豆乳が嫌いな子どもっていなくなるかもね」

「はい、これがおからです。このままマヨネーズで和えて、ポテトサラダみたいにして食べてもおいしいよ。」

豆乳に「にがり」を加えて型に流し込むよ。

残りの大豆を潰して、さっきの麹と混ぜよう。

疲れてきた?
まだまだ続くよ!頑張って。

「疲れてないよ!」

最後に、麹を仕込むところもみんなで一度やってみるために、麦と米を蒸しておくよ。

豆腐ができた。食べてみよう!

え?!豆腐ってこんなにおいしいの?!

できたての、まだほんのりあったかい豆腐を一口食べてみんなびっくり。

「豆腐って、こんなにおいしかったっけ?!」

「何もつけなくてもこんなにしっかり味がするんだ!」

「もう3個も食べちゃったw」

「もっと食べたい!」

「これって”ごちそう”だよね」

「いままで食べた豆腐の中でダントツにおいしい」

 

お世辞でも、「自分が作ったから」でもなく、この日食べた豆腐は、大豆の味がしっかり濃くて、
口いっぱいに甘みが広がり、ほんのちょっと塩を添えただけで、箸が止まらなくなるほどおいしかったです。
真っ当な材料で、丁寧に作られた食材のおいしさを、強く実感しました。

麹を仕込もう。

順番が前後してしまうけど、家でも味噌作りができるように、麹を仕込む作業も一通り経験しておきましょう。

「このくらいの温度に冷まして、種麹を混ぜます。 欲しい人は持って帰って、お家で大豆と混ぜて味噌を作ってみてください。」

「このくらいの時期だと、ちょっと暑いなって思うくらいの室温をキープするといい感じに仕上がるよ」

「ふところに入れて持って帰ろう〜」

「あした、家で復習してみよう!」

「今日作った味噌って、いつ頃から食べられますか?」

「1ヶ月くらい置くと、美味しく食べられますよ」

「じゃぁ、2016年の最初のお味噌汁は、この味噌で作ろう!」

「いいね!」

「すごく楽しかったけどさ、すっごく大変なんだね。お味噌作るって。」

「自分一人でできるかな」

「年に数回、みんなで集まって一緒に味噌つくろうか?そしたらちょっと楽だよね」

「それいいね!」

 

初めての味噌作り。

想像以上に楽しく、そして想像以上にたいへんでしたが、集まった皆さんは終始笑顔で、「またやりたいね!」と口々に仰っていました。
普段自分たちが口にするものを、あらためて見つめ直す大きな機会となったワークショップ。
また第2回を開催したいと思います。

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ワークショップの告知はココレカのオフィシャルfacebookページ(→クリック)で行います。
ぜひぜひ参加してくださいね。

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参加者の声(Sさま)

大好きなココレカさんがマルマメン工房さんと共催する 味噌と豆腐づくりのワークショップ。

Facebookに流れてきたイベントの案内をみた瞬間、 「これは行かないと後悔する!」と心が動き、すぐに妻へ連絡!

妻も何かを感じ取ったらしく、 その場でお互いの仕事のスケジュール調整をして 参加申込をさせていただきました。

その日から、二人の間では事あるごとにワークショップの話題になり、 開催日が待ち遠しくてたまりませんでした。

いま思うと、1歳になったばかりの子供と三人で 大好きな「食」とじっくりと向き合う機会をつくれることが 楽しみだったんだろうと思います。

そして、迎えたワークショップ当日。

自分たちが食べるものを自分たちの手で、丁寧につくる。 という経験を通じて、ふだんの生活ではつい見過ごしてしまうけれど、 私たち人にとって、かけがえの無いものを思い出させてもらった 気がしています。

そして、なにより素敵だと思ったのは、私たち家族と同じくらい いや、それ以上に「食」が大好きな方々が集まって生まれた、 ワークショップの場のあたたかい空気感。

小さい子供もいるから、もしお邪魔になるようだったら 残念だけど途中で抜けようかな… なんて心配が全く必要なかったみたいに 皆さんがあたたかく、むしろ楽しみながらで迎え入れてくださって 本当に居心地がよかったです!

気がついたら、 いちばん最後まで居残って皆さんとお喋りしていました(笑)

きっと、これも主催のココレカさん、マルマメン工房さん、百田さんの 愛情の賜物なんだろうな〜なんて思いながら、笑顔で帰路につきました。

年明けにこの日につくった味噌や豆腐のことを思い出しながら、 お味噌汁を飲むのが今から楽しみです!

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