え?出産準備で内祝い?それって産まれてからのことでしょ。
と思われる方もいらっしゃることでしょう。
そう。出産内祝いを贈るのはもちろん産後で、お誕生から1か月のお宮参りの頃、というのが目安です。
この産後1か月というのが問題なのです。
ほとんどのお母さんはこの時期はっきり言ってヘロヘロです。
体調も戻らないうちの慣れない育児に、夜中だろうが関係ない授乳。
少しでも時間があれば寝たい!!というのが実際のところだと思います。
妊娠中も大変だけれど、産後と比べるとはるかに自由がききます。
実際に品物を購入するのは産後、お祝いをいただいてからの方が間違いがないのですが、
どのお店で(産後は外出が難しかったりするので、ネットショップを大いに利用してください)
どんな物を用意するか、お礼状はどのようなものにするかなどを決めておくだけでも
ずいぶんと余裕が出てくるものです。
身近に先輩ママがいるならば、実際の体験を聞いてみるのもいいですね。
現在の内祝いは、いただいた出産祝いに対するお返し、という形に定着していますが、
昔は新しい家族が増えた幸せを身内や親しい人にも分かち合うために贈り物をしたり、
お祝いの席を設けたりするものでした。
「幸せのお福分け」だったのです。
形は変わっても「幸せのお福分け」という気持ちは忘れずに、
相手の方に喜ばれるものをしっかりじっくり選んで贈りたいですよね。
という訳で、出産準備に「内祝い」も入れておけば、
産まれてからあたふたと準備するよりずっとずっと楽だし、
じっくり選べますよ、というお話でした。