【心が軽くなる離乳食の話】
監修 : たかはしひろみ (栄養士)
文 : ふるかわりさ
はじめての離乳食。
雑誌をみても、本を読んでも難しいことばっかり。
お母さんに聞いても「なんでもいいのよ」なんて、
とても”おおらかな”アドバイス、、、。
本を見ながら、ダシをとって、野菜をすりつぶして、
栄養たっぷり いろどりバッチリの離乳食を作ったはいいけれど、
思うように食べてくれない我が子にちょっとイライラ モヤモヤ。
そんな経験をしていらっしゃるママって多いのでは?
そんなママにとって、栄養士の たかはしひろみ先生のお話は、目からウロコ。
きっとモヤモヤも晴れてしまうと思います。
「まず、離乳食とは何か?という定義から見直してみましょう」
という、ひろみ先生。
「離乳食って、栄養バランスのいいペースト状の食事だと
考えていらっしゃる方が多いですが、そう考えるよりも、
“おっぱいやミルクを卒業して、
固形物を食べられるようになるためのトレーニング”、
つまり”ごっくん する練習”と捉えるといいんじゃないかと思います」
赤ちゃんの成長に必要な栄養素は、
基本的におっぱいやミルクで十分摂取できているのだそう。
だから(特に初期の)離乳食は”液体じゃないものを
スプーンで口に入れて飲み込む練習”
「だから、極端な話、味付けも必要ないし、毎日同じだっていいんです」
うん。そう考えると確かにとても気が楽になりますね。